iijima飯島電子有機溶媒対応型DOメーターB-506(実験・研究・養殖・漁業/環境・水質分析) NEW

iijima飯島電子有機溶媒対応型DOメーターB-506(実験・研究・養殖・漁業/環境・水質分析)
  1. メーカー > IIJIMA飯島電子
商品コード:
B-506
各分野での研究開発や品質管理における
有機溶媒(溶剤)のDO測定に活躍!

特長:
1. 耐溶媒センサーで、各種有機溶媒のDO測定が可能
製品に「PEEK樹脂」を採用しており、濃硫酸以外の薬品にはほぼ対応。
2. 空気との接触を避け、より正確な測定が可能
有機溶媒の測定は、有機溶媒用DO測定装置(別売)の使用により測定可能。
3. データの取り込みも自由自在
RS-232C出力により、プリンター(別売)やPCに接続して簡単にデータ出力。無線LAN(別売)を取り付けて、無線でのデータ取得も可能。

耐有機溶媒センサー 型式:WA-BRP:
①パーフロ
②PEEK樹脂
③ステンレス(SUS304)
④ステンレス(SUS304)
⑤テフロン

※センサーのケーブル部は有機溶媒非対応です。


有機溶媒用DO測定装置(MA-300G)使用例:
密閉されたガラス測定槽内での測定により、酸素が溶けこみやすい有機溶媒を精度よく測定できます。(必要サンプル量30~50mL)
①シリンジを引いて、溶媒をシリンジ内に吸引します。
②コックを切り替えてシリンジを押し戻し、密閉した測定槽内へ溶媒を送り込みます。
③測定槽内に溶媒を満たした状態で、スターラーの上で流速を与えながら測定します。


その他構成部品の材質:

配管チューブ PTFE(テフロン(R) )
ルアーフィッティング
(継ぎ手) PVDF(ポリフッ化ビニリデン)
シリンジ ボディ:ポリプロピレン
ガスケット:熱可塑性エラストマー
三方コック ボディ:ポリカーボネート(PC)
バルブ:ポリエチレン(PE)
ハウジング ガラス
撹拌子 PTFE(テフロン(R) )


DO測定導入事例(有機溶媒):
導入事例① 製薬会社【液剤の品質管理】
医薬品や化粧品などの分野においても、酸素の影響によって脂質の過酸化や蛋白質の変性、酵素の活性低下、色素分解による影響など品質低下につながる要素はたくさんあります。
自社では、抗酸化作用、活性酸素除去といった研究をするなかで、希少なものや毒性のあるものなど様々な有機溶媒を利用するのですが、有機溶媒に対応できるセンサーなので助かっています。
導入事例② 環境開発機関【バイオ燃料の研究】
アルコール燃料の研究開発をする中で、ガソリンを効率的に燃焼させるための適度な酸素供給に始まり、近年ガソリンに代わる地球温暖化防止対策に貢献できる燃料として世界の農業国などで活発化しているバイオエタノール産業の研究にも取り組んでいます。
アルコール系の溶剤にも対応可能なので、今後の研究にも利用できそうです。
導入事例③ 自動車部品開発会社【フルードの気泡含有率】
ブレーキフルード(オイル)は、気泡があるとブレーキのききの悪さや早期劣化に繋がってしまうため、気泡含有率を間接的に調べるためにDO測定をします。
フルードの中で70~99%を占める溶剤がグリコールエーテル類であり、フルードの沸点・動粘度・膨潤度を調整し、 添加剤の溶解性を満足させ、低温での流動性を向上させる目的で使用していますが、この溶剤に対応できるセンサーを利用しています。
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